意思決定支援-古くて新しい問題の告知-

意思決定支援において、告知の問題は避けて通れない。

古くからの問題だが、現在も難しい問題だ。


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ひと昔前は、本人に病名や病状を知らせないこともあった。

現在、少しその様子は変わったが、無配慮な告知も見受けられる。知人の会話を紹介する。


知人「本人が落ち込んで生きる気力をなくすから告知はしたくないんだよ。」

話し相手「だったら、本人に知りたいか、知りたくないか聞いて見たらいいのに。」

知人「どうして、告知をする方がいいって言うの。」

話し相手「じゃなくて、告知をしてほしいか、してほしくないかを、聞くんだよ。」

知人「それって、告知じゃん。」

話し相手「違うってさあ。」


知らせるべき、知らせないでおくべき、『べき』っていう言葉が出てくると変になる。

知りたい、知らされたくない、両方とも、護られなかった者たちが、今もいる。



[参考資料]

日本老年医学会「ACP推進に関する提言」2019


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